死者の告白

東日本大震災の後、
憑依を立て続けに受けて苦しんだ女性の記録、
講談社奥野修司氏の著書
「死者の告白」。


東日本大震災の後は、
この方だけでなく様々な霊現象を目撃した話が、
他の本や他の著者の方からも出版されている。
何故今この本がここにあるのか。
今考えながら読ませて頂いたが…


あくまでも、
霊の存在を認めるか否か、
が主題ではなく事実としてありのまま受けとめた
記録、なのだと思う。


心霊研究を元にした
心霊科学、から考察すると、
恐らくもっと深く読み解けるのではないだろうか、
とも思われるが、
事実は事実として、


この世界はまだ続くと信じて疑わなかった人々が、
急に何もかも失った時、どのように思うのか。
その嘆き、叫びを聴くと、


私たちはもっと、今を大切に生きなければならない、


と思うのです。

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