戦争は私のせいじゃないのに、
夏になると、戦争のドキュメンタリーや記録、映画、
戦争に関わる画像を見せつけられる機会が増えます。
私は今までそれを見るにつけ、
「私が起こした戦争じゃない、悪かったのは当時の人たち。
戦争で命を無くしたり傷ついた人はお気の毒だけど、
戦争した当時の人たちやそれを支えた人のせいではないか。
なんで、見なければいけないのか?
反省すべきは私ではなく戦争を起こした人々」
と思っていました。
でも、緊急事態条項を調べて、
いろんなことを考えているうちに、
現在の日本は、
戦争に向かっていた当時の日本と似ているのではないかと思う。
政府のやることはみな正しい、
意見を言う人は陰謀論者、非国民。
全部任せておけばいいんだ。
政府が間違ったことを言うはずがないだろう。
このまま突き進んでよいものか。
戦争に向かった当時の日本人は、
盲信の末に戦争するのが正しいと思っていたのだと思う。
でも、私たちは歴史から学べる状況にある。
このままでは、
私たちは子や孫、さらに次の世代に、
何故あなたたちは見てみぬふりをしたのか?
あなたたちは、自分のできることをしたのか?
なぜ止めなかったのか?
そう問われるだろう。
考えないのは、罪である。